論理的に考える癖
元コンサルに勤めていた方に
同行していただいた。
話し方に無駄がなく(遠まわしな表現や、抽象的な言い方をしない)
2時間あった打ち合わせの半分以上は先方がはなしていたにも
かかわらずわずか10分程度でまとめ上げてしまった。
せっかくの機会。
普段との違いを思いつく限り書いてみる。
①訪問前に、打ち合わせの目的が明確
具体的に”先方の心理変容”をゴールとしていた。
○○と思わせれば達成。
なぜなら、次回以降××したいから。
と、簡単に共通の意識で打ち合わせに臨むことができた。
1つの目標に向かってあとは
時間内でたどり着かせるように働きかけるだけだった。
②顧客にとっての自社のバリュー(価値)を提示できていた。
どんな商談もゴールは契約獲得。
ただし、達成する為の方法は
企業、人、環境、タイミングによって多種多様。十人十色だ。
顧客にとって「私たちにしかない価値」を理解してもらえているかどうか?
は、重要である。
よくあるのは、話し手がメリットと思って伝えていても
聞き手はそうでないという例だ。
ここを握ることで、次のアクションを
私たちがコントロールしやすく、勝率も上がる。
③先方が求めるタイミングで、資料を説明
予想とは違う議論になることは日常茶飯事。
そこで、いくつかのパターンを予測し、
資料化して持ち歩いておくことで、
予想外の議題があがっても、
説得力をもちながら、まとまりやすくなる。
あとは、それを出すまでのスピードがはやい!!!
④次回の打ち合わせ像が見えている
どうすれば通るか?
という道筋を打ち合わせが終わるころには描いていた。
これはもう、経験値なのかもしれないが、
癖付けをすることで、自分の中で統計はとれるかもしれない。
⑤人を巻き込むのが上手
とにかくスピード重視で、
アウトプットのためのインプットの時間短縮をする。
誰を巻き込んで考えるのが最短かを念頭に
仕事をすすめると、楽に質のいい提案ができる。
どおりで、帰りが早いわけで・・・
その他
・自分の期待値調整をする
・頭で考えていることを書き出す癖をつける
・終わった直後に、まとめる
この辺もまねできそうだ!!
私にないものばかりで、弟子にしてください!と言いたいくらいだった。
普段していることにプラスをして、
癖付けをしていきたい。